繊維リサイクル活動

Recycle

お客様と社会に貢献する
繊維リサイクル活動

日光物産が長らく取り組んでいる社会貢献活動のひとつが「繊維リサイクル活動」です。
残り生地や古着などからウエスを製造することで、環境負荷を減らすことに努めています。
社会の一端を担う企業の当然の勤めとして、わたしたちはこれからもこの活動を通して地球環境の保護に努めていきます。

About

「不用品」に新たな
価値を
吹き込む

繊維リサイクル活動の内容は、縫製工場等で発生する残り生地、本来であれば捨てられてしまう古着や古布などを回収し、選別・裁断してウエスに生まれ変わらせるというもの。年間約2万トンの「不要品」をリユースウエスにすることで、新たに(生地から)製造されるウエスを減らし、結果として製造時に発生するCO2の削減に取り組んでいます。

回収先は国内のリネン屋さんやショッピングモールなど。もちろん一般のご家庭から、回収業者などを通じて回収させていただくこともあります。

新たに生まれ変わったウエスは、カラフルなメリヤスウエスから綿ウエス、タオルウエス、シーツウエスまでさまざま。いずれもワイパー専用に新しく生産されるウエスと比較して、環境負荷が少ない事が認められています。

Feature

お客様との二人三脚で
地球温暖化防止に貢献

繊維リサイクル活動は自社だけで完結するものではなく、お客様と二人三脚でCO2排出削減・地球温暖化防止に貢献する取り組みです。
日光物産は責任ある社会の一員として、この活動に真剣に取り組んでいます。

  • 自社一貫の
    「リサイクル」活動

    日光物産では、回収後の古着や古布の選別からウエスへの加工まで、すべて自社一貫で行っています。このように原料の回収から再生産まで直接関わることがわたしたちのこだわりです。

  • さまざまな
    「リユース」に取り組む

    繊維リサイクル活動の「ゴール」は、必ずしもリユースウエスとは限りません。回収した古着の中には「まだ着られる」ものが混ざっていることも少なくありません。そのような場合は古着として海外に送るなど、さまざまな形でリユースに取り組んでいます。

  • 「リデュース」を
    習慣にする

    繊維リサイクル活動は廃棄された古着や古布を有効利用する手段ですが、究極の目的はリデュース、つまり廃棄物の発生を抑制することです。「捨てられるはずのものを再利用する」ことで、ゴミそのものを出さない社会の実現を目指していきます。

Flow

繊維製品のリユースによるCO2の削減を目指しています

日光物産の繊維リサイクル活動は、以下の流れで行われています。

  • Step01

    不要な衣類や古布の
    引き取り

    一般の家庭でご不要になった衣類などを、市民団体・行政・回収業者などを経由して集めます。また小売業者やリサイクル業者、繊維・アパレルメーカーなどから売れ残り衣類や損耗品を引き取ることもあります。

  • Step02

    手作業で選別

    引き取った衣類や古布を、手作業により用途やアイテムごとに選別します。

  • Step03

    用途別に出荷

    選別の結果によって、衣類として使えるものは東南アジアや中近東、アフリカなどに輸出。当社で裁断した古布は工業用ウエスとして自動車メーカーや鉄鋼工場、造船所、印刷工場などに卸します。なおウエスにも適さない古布については毛材(フェルトのような状態)に加工して、断熱材や自動車の内装材、緩衝材などの原料として販売します。