防護服【Barrier Man(バリアーマン)】
有害物質等、危険な作業から身を守る
「Barrier Man(バリアーマン)」
バリアーマンは海外メーカー製品が多い防護服の中で、日本企業が国内向けに企画・製造する貴重な存在です。豊富なラインナップと低コストの両立により、作業環境に適した防護服を導入しやすくなり、作業員の快適性と安全性の向上につながります。*Barrier Man(バリアーマン)は日光物産株式会社の登録商標です。
有害物質等、危険な作業から身を守る
「Barrier Man(バリアーマン)」
バリアーマンは海外メーカー製品が多い防護服の中で、日本企業が国内向けに企画・製造する貴重な存在です。豊富なラインナップと低コストの両立により、作業環境に適した防護服を導入しやすくなり、作業員の快適性と安全性の向上につながります。
有害物質関連の作業から
感染症対策まで
防護服に求められる機能は、アスベストやダイオキシンなどの有害物質が舞い上がる環境下やウイルス感染のリスクがある環境において、作業員の身体を保護することです。
バリアーマンの特徴は、作業環境の汚染レベルに合わせて選べる豊富なラインナップです。防護服に求められる十分な性能を維持しつつ、過剰な防護で快適性を下げることがないため、効率的な作業が可能です。
JIS規格に準拠
化学防護服に関する日本産業規格 JIS T 8115:2015 に適合するバリアーマン
種類 | 概要 | 対応するバリアーマン |
---|---|---|
タイプ3 |
液体化学物質から着用者を防護するための構造の全身化学防護服 | C8050 |
タイプ4 |
スプレー状液体化学物質から着用者を防護するための構造の全身化学防護服 | C8050 / P3050 |
タイプ5 |
浮遊固体粉じんから着用者を防護するための構造の全身化学防護服 | C8050 / P3050 / P3040 / P6040 / B5540 / B5040 |
タイプ6 |
ミスト状液体化学物質から着用者を防護するための構造の全身化学防護服 | C8050 / P3050 / P3040 / P6040 / B5540 / B5040 |
種類 / タイプ3 |
液体化学物質から着用者を防護するための構造の全身化学防護服 |
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種類 / タイプ4 |
スプレー状液体化学物質から着用者を防護するための構造の全身化学防護服 |
種類 / タイプ5 |
浮遊固体粉じんから着用者を防護するための構造の全身化学防護服 |
種類 / タイプ6 |
ミスト状液体化学物質から着用者を防護するための構造の全身化学防護服 |
バリアーマンの対応作業例
作業内容 | 種類 | 対応するバリアーマン |
---|---|---|
石綿(アスベスト)を取扱う作業 アスベスト対策のための最適な防護服選び |
アスベスト保護具 | P3050 / P3040 / P6040 / B5540 / B5040 |
焼却施設の運転、点検及び解体等 ダイオキシン対策のための最適な防護服選び |
ダイオキシン類対策保護具 レベル1 | C8050 / P3050 / P3040 / B5540 |
ダイオキシン類対策保護具 レベル2・3 | C8050 / P3050 | |
感染症対策 | 個人用防護具 | C8050 / P3050 / P3040 |
作業内容 |
石綿(アスベスト)を取扱う作業 アスベスト保護具 |
---|---|
作業内容 |
焼却施設の運転、点検及び解体等 ダイオキシン類対策保護具 |
作業内容 |
焼却施設の運転、点検及び解体等 ダイオキシン類対策保護具 レベル2・3 |
作業内容 |
感染症対策 個人用防護具 |
用途に応じて素材を使い分け
-
化学薬品などの有害物質取り扱い時のばく露防止に適した防護服
化学薬品を取り扱う作業ではBF素材の防護服が適しています。様々な無機化学薬品に対して優れた耐透過性があります。
BF素材様々な薬品に対して優れた耐透過性
- 帯電防止加工
- 優れた耐薬品性:耐油性
- トップクラスの強度
(BF)耐浸透性・耐透過性に優れたバリアフィルムとSMS素材をあわせた4層構造
-
水・油などの液体汚れ防止に適した防護服
油やグリスを扱う作業にはSF素材の防護服が適しています。液体に強い防水透湿フィルムが機械メンテナンスや塗装・ペイントスプレー作業などの汚れを防ぎます。ジャンパー、ズボンのセパレートモデルもございます。
SF素材水分、オイルに強い防水透湿フィルムを採用
- 帯電防止加工
- 薄く柔らかな着心地
- 優れた耐薬品・撥油性能
- トップクラスの強度・透湿性能
(S)摩擦に強いスパンボンド.不織布(F)防水透湿性フィルムの2層構造
暑熱・熱中症対策が必要な現場向けの通気性に優れたモデルもございます。
熱がこもる工場の機械メンテナンス作業や、屋外での土木・下水道作業には、通気性に優れたSMS素材の防護服がおすすめです。SMS素材粉塵バリア性、通気性に優れた防護服
- 帯電防止加工
- 優れた通気性
- 優れた塵捕集効率
(S)スパンボンド不織布.(M)メルトブロー.(S)スパンボンド不織布の3層構造
-
粉じん汚れ防止に適した防護服
粉じんが多い現場環境にはSMMS素材・SMS素材の防護服が適しています。 通気性を保ちながら優れた防じん性を発揮します。
ジャンパー、ズボンのセパレートモデルもございます。SMMS素材通気性、引っ張り強度に優れた丈夫な防護服
- 優れた撥水性
- 帯電防止加工
- 幅広い用途に使用可能
- 優れた塵捕集効率
(S)摩擦に強いスパンボンド不織布.(M)メルトブロー.(M)メルトブロー.(S)スパンボンド不織布の4層構造
SMS素材粉塵バリア性、通気性に優れた防護服
- 帯電防止加工
- 優れた通気性
- 優れた塵捕集効率
(S)スパンボンド不織布.(M)メルトブロー.(S)スパンボンド不織布の3層構造
火気のある現場での汚れ防止に適した防護服
火気のある現場には難燃性の防護服が適しています。着火しても火元から離れると自己消火し、延焼や溶融を防ぎます。
作業に合わせたオプションも豊富に取り揃えています
汚れが気になる現場での熱中症対策にはファンバッテリーが取り付けられる空調ウェアがおすすめです。
また作業に合わせて、シューズカバーや、ゴーグル、手袋もなども合わせてご活用ください。
Feature
バリアーマンの特徴・強み
90年間をかけて培ってきたノウハウ
日光物産の「バリアーマン®」は、創業より90年間をかけて当社が培ってきたノウハウをもとに開発した防護服です。
-
日本国内で企画・開発
流通している防護服の多くは海外メーカーの製品が多く、日本人の体格や作業環境にマッチしているとは限りません。バリアーマンは日本のお客様が使用することを想定して制作されています。
-
バリエーションが豊富
生地の違い、ポケットの有無、形状(ワンピースタイプか、セパレートタイプか)など、ニーズに合わせて選択可能です。あらゆる作業に対応できるよう豊富なバリエーションを取り揃えております。
-
高品質なのに低コスト
バリアーマンは、防護性能とコストのバランスに優れています。化学防護服の日本規格であるJIS T 8116準拠していることはもちろん、「快適性」や「低コスト」など、企業が現場に導入しやすい数々の特徴を備えています。
Products
製品一覧
Barrier Man(バリアーマン)シリーズのラインナップ
Case
関連する導入事例
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Faq
よくある質問
-
Q防護服とは何ですか?
A
幅広い意味では、有害な物質、感染症、熱、切り傷といった事故から体を守る衣服を指します。
一般的には不織布などでできた使い捨ての服を指すことが多く、有害物質や化学薬品から身を守るために着用されます。
水、油、粉じんなどによる汚れを防ぐ目的でも使われています。 -
Q防護服にはどんな種類がありますか?
A
使う環境に合わせて、色々なタイプの防護服があります。
化学薬品に対応するもの、粉じんを防ぐもの、水に強いもの、油に強いものなど、用途や目的に応じて最適なタイプは異なります。
どんな環境で使えるか不明な場合は、お気軽にお問い合わせください。 -
Q防護服はどんな場所で使われていますか?
A
工場で化学薬品を扱う作業現場や、アスベスト・ダイオキシンなどの有害物質がある場所で使われています。
また、粉じん、油、塗料などでひどく汚れる作業環境でも、衣服や肌を保護するために着用されます。
用途や現場の状況に合う防護服は異なりますので、ぜひお気軽にご相談ください。 -
Q防護服は何回使えますか?洗濯して再利用できますか?
A
一度使ったら使い捨てることを強くおすすめします。
何回も使うと、防護服に付いた有害物質が脱着時にに飛び散ったり、繰り返し使うことで破れてしまい、二次汚染の危険性があります。
安全のため、使用後は適切に廃棄して、常に新しい防護服をお使いください。 -
Q使い終わった防護服はどうやって捨てればいいですか?
A
使い終わった防護服は、付着した物質によって適切な処理方法が異なります。
産業廃棄物処理業者に相談して、各自治体が定める方法に従って適切に処理してください。 -
Q防護服を着るときの熱中症対策はありますか?
A
防護服は有害物質が身体に付くのを防ぐように作られているため、防御性を高めるために密閉され、快適さが低下する傾向があります。
しかし、バリアーマン®シリーズは、様々な加工や透湿性の高い生地を使うことで、作業中の快適さをできるだけ保つように工夫された防護服を展開しています。また、防護服を着る際は、ほとんどの場合マスクも必要になります。熱中症対策には十分な注意が必要なので、アイスベストや水冷ベストなどを併用し、適切な水分補給と作業時間の管理を心がけてください。 -
Qバリアーマン®の防護服は鳥インフルエンザや豚熱(豚コレラ)などの感染症に対応していますか?
対応していますか?A
はい、対応しています。
JIS T 8115に適合し、ウイルスや血液のバリア性にも優れた「バリアーマン®P3050」がおすすめです。 -
Q化学物質の管理が厳しくなりましたが、防護服は必ず着る必要がありますか?
A
リスクアセスメントが必要な化学薬品などを使用する際には、防護服の着用を強くおすすめします。
防護服を選ぶ際は、化学薬品の浸透だけでなく、化学物質の透過にも十分注意が必要です。防護服によって対応できる化学物質が異なるため、薬品メーカーや防護服メーカーと連携して、適切な製品を選ぶことをおすすめします。